思いはいつの間にか溢れてしまっていて、気付く人にはバレてしまう。
隠すとかそれ以前に気付こうともしていないけれど、気付かれる。
今日はそんな<いつの間にか溢れてしまった思い>を面と向かって言われてしまい、向き合わざるを得なくて苦笑いに逃げてしまったけれど、バレていて、気付いてもらっていたことに少しホッとした。

向き合わせてもらったことで少し整理できた気がする。
『 と イカラシ』は誰かと共にモノを生み出す活動。
あなた という存在があってこその意義。
自分の多様性を試すというか、人と関わることで幅を広げるというか。
関わって、交わってこその活動。
時々行う美術作品を作ったり衣装の仕事は『イカラシチエ子』の個人活動。
こちらは自分の中をどんどん掘り下げていく作業。

容量は同じ粒子
広いところに放つか、より小さな場所に掘り詰めるか。

やるべきことがそれぞれ違う。
同一人物の表現ではあるけれど違うもの。
けれども根底にはおなじもの。

まだまだ始めて1年半、見る地点、方向、時期によって わたし は捉えどころのないように人の目には映るかもしれない。
2年、3年と歳月を経た時に今よりも わたし をぼんやりとでも輪郭を辿ってもらえるようにしていきたいと思う。

いや、あの人はまた言うかもしれない 輪郭など現さなくてもよい と。