「よくまぁそんなに書くねぇ」

とよく言われます。おそらくFacebookの投稿に対して。ここのこともそうかな。

やっぱり長いよね、もっと短い文章にしようかなと思いつつも
「よくまぁそんなに書くねぇ」
の言葉に対して
「よくまぁ読んでくださいました!」
と心の中で思うわけです。

ありがとうございます。


少しは短く書くように今年は心掛けます。
断捨離。

断、捨、離。


断る、断つ。

捨てる。

離れる、離す。


日々の会話の中で気になる言葉は調べるようにしている。
いろんな辞書を調べたり、英英辞典を開いたり、ある程度したら自分の今までの経験や、誰かの話や本で読んだことを思い出したり、引っ張り出したり、反芻させて自分の解釈を見つける、見つかる?

昨日、あることを 捨てる と決めた。
実際捨てなかったけれど、気持ちの上ではスッとした。
そしたら、新しいものが入ってきた。

実際に捨てるという行為でなくても、気持ちの上でも捨てると腹を括り、放つことは大きなことなんだなぁと実感。
離れたのか。


断、捨、離。
この三つの言葉を心に留めておいたら、だいたいの選択に迷わなくなるかな。

まだ 断 はよく理解できてないけど。
SHOW CASE と CARAVAN の間に、FM PORTの制作スタッフさんから丁寧なメールが届いた。

とても誠実なメール。

心底そう思った。
ラジオの番組への出演依頼のメールで、雑誌や新聞は大変恐縮ながらお断りすることがほとんどなのに、この方の誠実さに打たれて前向きに検討しますと返信。
メールをくださったスタッフさん、貴重なお休みの日にCARAVANに足を運んでくださり、結構長い時間滞在しショップコートを試着したり、お客様と一緒にいろいろと楽しんでくれていた。
挨拶だけでも来てくれたことに好感が持てるのに、CARAVANをすっごく楽しんでくれている姿に嬉しさが込み上がった。

ということで、取材していただきました。
ラジオに出ます!(収録を本日済ませました)
FM PORT 79.0
2月1日(日) 18:45〜19:00
朝日山ライフステーション
 (Click!) 


事前の丁寧なアンケートに基づいての進行は緊張しつつも楽しい時間でした。
話を聞き出してもらうことで、今までの自分を振り返ったり、これからのことをさらに具体的に見ることができたり、思ってもみなかったことを口走ったり。
ここ一週間は過去の出来事を毎日細切れに思い出して懐かしんだり、呆れたりと感慨深い日々でした。

言われて気付いたけれど、2015年でフリーの活動は10周年です。
あー、びっくり。

とても気持ち良く最初からお付き合いいただいた大平さん、ゆったりとリラックスした雰囲気を作ってお話を聞いてくださったナビゲーターの遠藤麻理さん、心から感謝いたします。

ありがとうございました。



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洋服作ります、作れないものの方が多いですが。
ポーチとかも作ります。
巾着とか体操着袋とかも。
エプロンも。
衣装を作ったりもします。
お芝居や色々なダンスなど。
忙しそうな時期に呼ばれたりします。
会社や団体、個人の方とか。

14歳のころのとあるきっかけから、ずーっとこの道を、太くなったり細くなったりしながら続けて来ました、布で何か作ること。
楽しいことはほんの少しで、大変なことが多かったけれど、「楽しいこと」の一撃は製作で明け暮れボロボロの心身がぶっ飛ぶほどの快感がありました。
自分が作ったものが強い照明に当たったり、画面や紙面に映ったり、素敵に着こなしてもらえたり。ドーパミンがぶぁっと。
だからやめられないんだな。

今から約2年前、少しの期間ニューヨークのマンハッタンのど真ん中で働き技術的な挫折というか、身の程を知る経験をしました。楽しかったことと大変だったことのギャップが最高でした。
そこで固まった思い「日本で日本人として、日本人に対してモノを作ることの方が私にはとても難しく重要ではないか」そんな思いを抱えて帰国し、自分に何ができるか考えて考えて考えに考えて…
とにかく何か自分で作らなきゃ、誰かに観てもらわなきゃとの思いに取り憑かれ、 何の知識も無いくせにインスタレーションの作品で個展を行うことを決めました。
何ができるのが、不安になるほど向かい合い作品ができあがったときに、
「針と糸を持つこと」
それだけが確信・自信として見つかりました。

布モノ作家と名乗ったりしていますが、布を使って何かを作ること、布のこと、糸のことをもっと考えたり感じたりしてもらえるような発信をすることをコンセプトとして活動しています。

お客様と一緒にものを作ること。
自分で畑に綿を育てること、糸や布になるまでの過程も体験すること。
ワークショップを通して布でものを作ることを気軽に身近に感じてもらうこと。
針を糸を持つことをどのように生活に結びつけられるか。
布や織りからイメージを広げた美術活動をすること。

今のところそんなことを意識しています。
今後増えたり減ったりもするでしょう。

色々なことをやっていて何者か?と思われることが多いですが、自分の内側で探して探して探してやっと見つけた確実に言えること
「針と糸を持つこと」
を通しての仕事や表現をやっています。

出会う人、出会う場所、その時々でカタチを変えます。