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明日何を着るか
前の日の晩に考えることで素敵な寄り道先が増えるかもしれません。

五年後何を着たいか
今考えることで、仕事への意気込みや生活の仕方が変わるかもしれません。

最期に何を着るか
今から少しでも考えて欲しいと思います。

二十歳の頃亡くなった友人は、節約に節約を重ねて買い集めた大好きなブランドの洋服に身を包まれ荼毘に付しました。
人生始めての人の死、その姿が衝撃的で自分なら何を最期に着たいか と時々考えるようになりました。
友人の死から約10年たって固まった思いは、自分で育てた綿花から糸を紡ぎ機を織り、自分で仕立て上げたものを最期に着る。

死ぬために種を蒔き、育て、作る。
終わりの始まりのモノ作り。